利島遠征イサキ釣り
2009年 05月 28日
早朝の朝日に輝く利島
サラリーマンの皆さんが、不況下にもかかわらず頑張ってお仕事している平日の昨日、今が旬のイサキ釣りに行って来ました。
代休が20日以上も残っているんだから、バチは当たらないでしょう。
まあ、職場のみなさんには「ええ~っ?」という軽蔑の視線はありましたが、そんなの無視。
早く代休を消化しないと、代休が消えちゃうからね。
さて、入梅前のこの時期、イサキが絶好調モードに突入して来る。
剣崎沖は6月から解禁でまだ早いし、下田は良く釣れているけど・・・・・
などと、場所に考えあぐねた結果、伊豆諸島の利島のイサキ釣りに行くことに決定!
何故かって??
イサキ以外に、シマアジやカンパチなどの高級魚が釣れる確率が高いことと、大きなイサキが数釣れるのも魅力。
と言うことで、伊豆の網代港から出船する船宿に予約を入れた。
当日は、午前3時集合で4時出船と言うことだったが、3時半過ぎには出向した。
お客は私を入れて11名。
早朝の出船だが、船にベッドがあって、往復、横になって寝て行くことができるのがうれしい。
約2時間で利島に到着。
海上はベタなぎ。
さすがに南の海だけあって、海の色は藍色で東京湾や相模湾の海の色とは違う。
トビウオも無数に飛んでいて?さすがに離島と感じさせてくれる。
入れ食いになった場所から・・・・
島から、かなり近いでしょ?
当日の私のお道具は、2.1メートルのマダイ竿に電動リールと言う組み合わせ。
仕掛けは80号のコマセ籠を付けた天秤に、4号の糸6メートルに針を3本付けたもの。
コマセ、付けエサ共にオキアミ。
普通はもっと細い仕掛けを使うのだが、外道?が多彩で大物も多いので4号だが、私の早朝の仕掛けは6号の糸を使っていた。
1年前、同じ場所で4号の糸をずいぶん切られた経験があるので・・・・
釣り方は、覚えてしまえば簡単なのだが、人よりも多く釣るには、まず、船長の言う水深までコマセ籠を落とすことを忠実に守ること。
では、ここで実践編
船長より指示されたタナ(コマセ籠を止めておく水深)が32メートルであれば、コマセ籠から伸びた針の付いた糸の長さが6メートルなので、32メートルから更に8メートル深く落とし、40メートルで止めて、また32メートルの位置まで巻き取って魚からの当たりを待つわけ。
その間、ただだらだらと巻き上げるのではなく、1メートル巻いたら竿を使ってコマセ籠のコマセを出し、の繰り返しで32メートルの位置まで巻き上げます。
そうすると、海の中ではコマセの煙幕が縦にで出来上がり、下にいた魚がコマセを食べに上がってきます。その煙幕の中に、針の付いたエサがあったらどうなるでしょう?
昨日は、この32メートルの指示されたタナで入れ食いでした。
35メートル32メートルまでの間で、ほとんどイサキが食いつきました。
針数ですが、私は3本針。
1本針でもいいのですが、せっかくの入れ食いタイムに1匹ずつ釣るのと3本針全部食わせるのでは、捕れる魚の数も違ってきます。
私の隣の人は、5本針でやってましたが、5匹も食わせると今度は船に引き上げて針を外すのとエサを付けるのに時間がかかり、結局、3本針圧勝でした。
多点掛けをするコツは、一度あった当たりで巻き上げず、そのままリールを一巻きし、更に追い食いを待ちます。3本針ならば、3回の当たりを確認して巻き上げればよいのです。
今の時期、おいしいイサキを釣りに行ってください。
昨日は水温低下で不調でしたが、私は55匹釣り上げることができました。
外道に20センチほどの丸々としたタカベが4匹釣れ、塩焼きにして食べましたが、脂の乗りもよく、絶品でした。
さあ、今夜はイサキ尽くしで宴会です。
なお、以下、昨日の船宿のコメントです。
5/27 イサキ トップ64尾 50尾以上も3~4人 メジナ・タカベ
水温低く朝方全然食ってくれませんでした
いきなり利島を1周してしまい 先行きがすごく怪しかったですが後半怒涛の入れ食いがありました
いい場所を見つけて、ダブル・トリプル連チャンでした
最後には朝食わなかった場所も潮が動き始め食ってくれました
最終的にはトップ64尾で50尾以上も何人もいてよかったです
今日はイサキを釣るのに専念していたのでゲストは断念 ハリス切れはありましたけど・・・
利島のイサキ 大きいでしょ?