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釣りおやじ

私の備忘録


by 釣りおやじ

ムギイカ爆釣@沼津沖Part2

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今朝の続きです。
今週、沼津沖のムギイカが爆釣を続けているのを知りながら、現実には仕事で休みも取れない状態でしたが、昨日、午前中だけ仕事で昼からポッカッリと休みになってしまったので、1時過ぎに船宿へ電話をしてみると、まだ空きがあるとのこと。電話口に出た奥さんの「来て~」の一言で、「行く~」と思わず言ってしまった。
「こんな雨に中に釣りに行くなんて馬鹿じゃないの??台風が来てるのに!」と言う家族の言葉を無視し、2時前に東名経由で一路沼津ICへ。
沼津市内の釣り道具屋でイカ角を調達し、5時前に港に到着。
目の前の海は、ベタ凪の無風状態。これで晴れていれば、目の前に富士山が見えて風呂屋の壁のような景色。
出船までに、イカの仕掛けを車内で作り、時間つぶし。
6時前には、10人の客が勢揃い。

7時前に出船。
10分もしないで、ポイントに到着。
港の真沖。
水深100mでイカリを入れて船を固定する。
この日の私の席は、雨よけのつもりで右舷の真ん中。
しとしとと降る雨の中、明るい集魚灯の光を浴びてタナ70mから開始。
しかし!!
25分ほどシャクルも当たりなし。
そこで船長、大決断しその場所を諦め、移動開始。
周りをみると、沼津湾内に無数の集魚灯修を灯したイカ釣りの船が。
移動すること10分で、またイカリを下し海面から50mの指示が出てイカ釣り開始。
すると、第一投で早くも当たりが!
まわりの方も、次々とイカを釣り上げている。
この日は、第一投目から怒涛の入れ食いが始まった。
8時半頃まではほとんど多点掛けで、5本の角にパーフェクトにイカがついてくることも多かった。
そんな状態だから、9時過ぎには私は100匹は軽く超えていた。
しかし、9時を境に釣れるタナがどんどん深くなり、終いには70m付近になってしまった。
こうなると、巻き上げる時間がかかり釣り上げる速度も遅くなる。
終わってみれば、168匹と、ムギイカ釣り2回目の私にしては上出来。

さて、今日も私なりに思ったことを書いてみたい。
ムギイカ(スルメイカの小さいサイズをこう呼ぶ)は、沼津地方では別名“雨イカ”と呼ばれるとおり、雨の降る日によく釣れる。
だから、昨晩のようなしとしとと雨の降る夜は、ムギイカ釣りには最高の天候。
この日の仕掛けは、竿釣りのブランコ仕掛けで、最初はイカ角の間隔が2mで全長12m、6本角なんてとてつもなく長いものを使っていたが、入れ食いとなり、市版(使ったのはこれ)の全長6.2mの仕掛けにスッテを5本付け替えて、手返しを早くしてみたところ、これが大正解で、仕掛けの全長が短いので巻き上げてからイカを外し、また投入までの時間が短くなった。
角の数をたくさんつけて数多く釣ろうなどといういやらしい考えは捨て、5本角で挑戦することをお勧めすします。特に初心者の方は・・・・

今日の角は、前回同様に浮きスッテ夜光2.5号を使用。
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私は目玉も夜光のタイプを使った。
基本的には赤白のスッテをつけておけば良いと思われるが、この日に一番イカが乗ったのは、写真の左から2番目の頭が赤で胴体がグリーンに一番よく乗った。(左側が上で右端がオモリ)
まあ、そのときの条件によるのかもしれないが、赤白のスッテが基本だと思う。

釣り方だが、釣れるタナの5m手前で糸をストップさせ、1mごと(あくまで目安として)に落としては止めを繰り返し20mほど落とし、当たりがなければ、しゃくり上げながら釣れたタナの5m手前まで撒き上げ、また落としていく方法でこの日はほぼ90%以上釣れた。
今回は食いが良いので、多点掛けをと思い、いろいろと試みましたが、釣れるときはどんなことをやってもパーフェクトにイカが付いてくが、食いが落ちると、途端に1杯ずつ。
一番効果的だったのは、落として行く途中に食った場合、そのまま、当たりを無視して3mほど同じ方法で再度落として行き、そこで数秒止めてから巻き上げる方法でした。
パーフェクトとまでは行きませんが、2点掛け、3点掛けはできました。
ベテランの方からお叱りを受けるかもしれませんが、初心者なもんでお許しを!!

最後に、イカの保存について
釣れたイカは、釣りあげたら海水を循環させたバケツ等に入れて活かしておきますが、その数が多くなり、時間が経ってくると白くなって死んでしまいます。
美味しいイカを持って帰るなら、適当な時間にZiplocなどのような密閉ができる袋に生きたまま入れて、海水と氷の入ったクーラーに入れましょう。
他にもいろいろな方法がありますが、雨の降る船の上。一番簡単な方法が一番です。
イカは真水に弱く、海水でも死んでしまってからそのまま放置すると臭ってきます。水焼けと言う。
持ち帰っても、料理をする分だけ水洗いし、使わなければ、そのまま冷凍にしてしまうと鮮度が保てます。

さて、今朝クーラーのイカを数えたら、なんと178杯でした。
船の上で数えたときは168杯と記憶していたのですが、まあ、帰り支度のあわただしい船中、数え間違いもあるでしょう。

台風が去った火曜日・水曜日頃には、また爆釣があることでしょう。
今回のムギイカは胴の長さ15cmから20cmより上と大きさにバラツキがありましたが、どんどん成長して大きくなっています。
柔らかいムギイカを食べるのであれば、絶対に今ですよ!!
ちなみに、けさスーパーへ買い物に行った際に、胴長20センチのムギイカ2杯で380円という値が付いていました。
小さいほど価値のあるムギイカ、ぜひ釣ってお食べ下さい。


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恥ずかしながら、私の姿。

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見て下さい、入れ食い時のムギイカの魚探の反応。オレンジ色は全てイカ。
これで釣れない訳がない!!
でも、釣れない時はイカがいても釣れないから、自然は不思議。
上記2枚、船長のHPより拝借。

さあ、仕事しよう。
by tongchai0208 | 2011-05-29 14:13 | 釣行紀