相模湾キハダ今期初釣行@茅ヶ崎
2016年 09月 08日
丸よりキハダ狙いで行ってまいりました。
今回は、カツオを釣りたいというまだ東京湾でアジ釣りしかしたことの無い船釣り暦1回の超初心者を連れての釣行。
前日、天気情報を見ながら夜8時ごろ決断。
名だたる相模湾の船宿は中止をHPに掲示しているにもかかわらず、超初心者Yさんに、「明日、行ってみようか?」と連絡。
当日、午前3時に家を出発するも、風がフワフワ吹いている。
4時前に茅ヶ崎に到着するも、マグロバカのクーラーが多数置いてある。
この時間から雨が降り出し、雷も。
同じ茅ヶ崎の船宿M丸、C丸の店前にも大勢の釣り客が。
常連客と今日は出れても早帰りだろうな?と話していた。
4時40分ごろ店が開店し、雨の中、整理券を配りだす。
合流したYさんと、出船するのでちょっぴり安堵。
受付の時は、マグロ船は2隻出しだったが、船で準備をしていると、M丸、C丸は天候を見て欠航が決まったため、その客が流れてもう1隻出すそうだ。
合計3隻で6時出港。
私は長男の1号船に乗船。
乗船している半数はもう気心知れた常連で占めており、オヤジの遠足のような気分。
港を出ると、南風とウネリが半端じゃない。
こんな中、出船を決断した船宿は凄い。
案の定、沖では大磯と小田原の船のみだった。
座ったお尻が浮いてしまうような上下動。
そして、前に居たにもかかわらず雨と飛沫の洗礼。
船は真鶴方面を目指して走る。
前日、葉山の船に乗った常連が言うには、午前中、小田原沖が主戦場で、午後から江ノ島沖に移動してカツオのナブラを当てたと言っていた。
今日もそのパターンかな?
合羽を着ていてもパンツまでびしょ濡れで、真鶴半島の真沖に来たときにエンジンがスローになった。
O丸3隻のみで釣り開始。
指示ダナは、30~50m。
初心者のYさんには、ハリス16号2mの仕掛けでカツオ1本に絞ってもらう。
私は、ハリス18号4mで終日マグロ狙い。
群れは一箇所にとどまり、船の周りをぐるぐると回っているようだ。
群を追いかけての釣りではなく、マダイ釣りのように流し釣りのような感じだった。
船中、2時間ほど全員当たり無し。
ここで動いても、風とうねりでどうにもならない。
そのうち、大磯や小田原の船が集結する。
9時ごろには風もやみ、晴れ間も見える陽気となる。
本当に、明日台風が来るのか?という天気に変わった。
ただウネリだけは大きく、3m以上はあったと思う。
11時頃までここにとどまり、その後、江ノ島沖の風が収まっているとのことで、ここから
相模湾横断クルーズ。
江ノ島を過ぎ、葉山沖でエンジンがスローになり、3隻で捜索開始。
ものの3分ほどで釣行開始。
指示ダナは、40~60m。
Yさんには40mを指示し、私は55mで第1投。
ここまでで船中、全員ボーズ。
今度は、群が移動しているので、船もあわただしく「はい、やって」「はい、あげて」の繰り返しとなる。
何回目かで、Yさんの隣の常連がカツオを当てた。
直ぐにYさんに、次の投入の際は30mでコマセを振って待つように指示を出す。
すると案の定、一発で食ってきた。
人生初のカツオを釣上げたYさん、上機嫌。
私?
タナ50mでもかすりもせず。
すると私の後ろの常連が15キロほどのキハダをゲット。
そこから船中、にわかに活気づく。
船中、カツオと10~15キロのキハダが数本上がる。
しかし、私と私の左隣の常連はまったく蚊帳の外。
何回目かの流しで、私とその常連さん、同時ヒット。
180mほど糸が出され、ファイト開始。
隣の常連さんは瞬殺で終わったが、船長より「道具上がっている人は、片付けて下さい」とのアナウンス。
「え~~~」
もう帰りかよ??
回りは皆、片付け始め、釣竿持っているのは私だけ。
あと80mほど来た時に、常連が私の周りを囲み、見世物状態。
早く帰ろうとか、サメじゃないかとか冷やかしの野次が飛ぶ。
人のせいにはしないけど、頭の中で早く終わらせようなんて思いが脳裏をよぎりだし、ドラグをちょいと締めた瞬間、物凄い勢いで下に突っ込みだし、合えなくふわっと軽くなってしまった。
船長曰く、魚探にサメらしいのが2匹写っていたから、サメだよとのお言葉が。
全員からは、ため息の嵐。
せめて、お顔だけでも拝見したかった。
巻き上げると、針は残っていた。
ここで、本年度初の相模湾釣行は幕を閉じました。
対照的に、Yさんの笑顔。
週明けに、リベンジ予定。
この日思ったことは、特に無し。
しいて言えば、釣りはやっぱりお天気の良い日に行きましょう。
台風前は良い事無いです。
オマケです。
上の写真は、中央に雨がこちらに向かってきている絵です。
海上では、時々見られますよね。
この後、ずぶ濡れ、