パヤオ
2007年 09月 11日
本日の城ヶ島沖のパヤオ周りのキハダマグロは上向きの様子。
さて、パヤオってなんだろう?
パヤオとは日本語に直すと浮漁礁。
回遊魚が流木に集まる習性を利用した漁具の一種で、海面に浮かべるブイのようなもの。
このパヤオの語源はタガログ語、すなわちフィリピンの言葉で筏を意味する“Payao”がそのまま呼び名として使われるようになったそうだ。
フィリピンから導入されたものであるため、現在もパヤオと呼ばれているようである。
それではなぜマグロやカツオがこのパヤオに集まるのか?
それはまだ良くわかっていないらしい。
小さな生き物がこのパヤオに付き、これをエサに小魚が集まり、さらにこれを食べる大きな魚が集まるという『餌場説』と、パヤオの影を魚が利用する『隠れ家説』がよく言われているが、実際のところ科学的に立証されていないらしい。
実際にこのパヤオでの釣りでも、パヤオの周辺しか魚は掛からなかった。
それも水深20~30mの・・・・
どっちなんだろうか?
ちなみに写真は、今回キハダマグロ爆釣の城ヶ島沖パヤオ(中央、黄色のブイ)。
2艘の船がいるが、当日はこの船のいる当たりが一番食った。