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南本牧埠頭沖でのカサゴ釣りの要点 4


カサゴと言う魚、砂地に住む魚ではなく岩礁地帯の岩のゴツゴツしたような場所やゴロタ石の隙間に住んでいる。
したがって、この魚の釣りにつきものなのは『根がかり』である。
根がかりとは、オモリや針などが岩や海草などに引っかかってしまうことであり、当然、オモリや針、仕掛けなどの消耗も砂地のような引っ掛かりの無い場所で釣るのとは比べ物にならないぐらいに多くなる。
この釣りを嫌う方の理由は、大半が頻繁に起こる根がかりだと思われる。
しかし、この釣りにはまっている方は、この根がかりを恐れずにオモリをカサゴが潜んでいる岩などの隙間に落としていくスリルを皆、口々におっしゃる。
私もどちらかと言うと、カサゴの潜んでいる穴へオモリがコロコロと転がる瞬間が好きである。

水族館でカサゴを見たことがあるだろうか?
水槽内を悠々と泳ぐわけでもなく、水槽の縁や岩の隙間、岩の斜面などにへばりついて、じっとしている。
餌を見つけると、30㎝ほど飛び出して餌をくわえたと思ったらまた元の場所に引き返す。
そんな目立たない魚である。
一般的に、餌はサバの切り身を使って釣るが、釣れたカサゴの胃袋には小さなカニやエビなどが少量入っていることが多く、ガバガバと小魚を食べているようではないようだ。
時として、5㎝ほどのカサゴの赤ちゃんを食べているカサゴも何匹か釣り上げた記憶がある。
まあ、動くものなら何でも食べてしまうのだろう。
赤ちゃんで思い出したが、カサゴは胎生で孵化する魚で、春先には釣り上げたカサゴのお尻から3mmほどの赤ちゃんが流れ出ることもよくあり、バケツに放すとバケツいっぱいカサゴの赤ちゃんが泳ぎだす。
常連は、そんなお腹の大きなカサゴが釣れるたび、お腹をしごいて赤ちゃんをバケツに出してからクーラーに仕舞い込む。

今回のタイトルにもなっている“南本牧埠頭”での釣り場は、どちらかと言えば自然の岩礁ではなく、人工的に護岸を作るために入れられた大きな石が延々と敷き詰められている場所である。
カサゴは、この敷き詰められた石と石の間の隙間に生息しているのである。
余談だが、数年前、1m以上のクロアナゴ釣りが脚光を浴びたが、その釣り場がここ。
これは夜釣りでの釣りものだが、昼間にも60㎝ほどのクロアナゴがカサゴの外道でよく掛かる。
もちろん、小骨が多すぎて釣れても海にお帰り願うが・・・・
この周辺では、このアナゴのことを「ギャーギャー」と呼ぶ。

つづく
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by tongchai0208 | 2008-01-11 07:51 | 釣り関連 | Comments(0)