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釣りおやじ

私の備忘録


by 釣りおやじ

昨日の続き

昨日の続き
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昨日は、所要で詳しく書けなかったので、続きを。

2009年の初釣りは、金沢八景のカサゴ釣りと1ヶ月前から決めていた。
毎年、正月開けには良い思いをしているし、何たって、のんびりとゆったり釣れるのがうれしい。

例年通り、金沢八景にある相川丸へ6時過ぎに到着。
半年も顔を出していなかったので、冗談交じりに来なかったことへのイヤミをぐさりと!!
まあ、そこは長年通っていただけに、「オヤジも生きてたか?」と冗談で返す。
しかし、この時間に常連の姿が無い。
船に荷物を積み込んでいると、船長が到着。
「今日は、常連さんは田舎へ帰っているから、○○さんの場所に座りなよ」と言ってくれ、船の右側の一番後ろに場所を取る。
この○○さん、毎週通っているこの船宿の超ベテラン。
この人のことはさておき、船宿に戻ると、今日の客が勢ぞろい。
4名の客だが、全員が初心者とのこと。
インターネットの威力はすごいと関心(全てインターネットを見てきたお客さん)。
しかし、船長が私の横に来て、ポツリと・・・・
「まいったな~、今日は、本牧へは行けないよ。」と。
この言葉の意味は、後ほど解説しましょう。

出船まで船長とお茶を飲みながら、近況を話してくれた。
要約すると、
・珍しく、潮が濁っている。
・昨日は猿島沖で32センチの大物を小学生の子供が釣り上げ、トップは48匹。
・年末から、トップ40匹台が続いている(もちろん、ベテランが)。
・水温は13℃台。
・この濁りで、今が盛期のイシモチが食わない。
・アジもいまいち。
などなど・・・・・

30分ほどかけて、こんな話をしてくれた。
潮が濁っているということは、以前も書いたとおり(2008年1月からのこのブログに詳しく書いています)、カサゴ釣りには好条件である。この時期、冬場は東京湾といえどもきれいに澄んだ潮が普通なのである。
それが濁りがあるということは、これも異常気象なのか????

8時に出船。
八景島を過ぎたあたりではさほど感じられなかった風やうねりも、猿島に近づくにつれ、激しさを増してきた。

猿島沖のポイントに着き、水深35メートルを第一投。
しかし、強い北風と波で底立ちを取るのがやっと。
小さなあたりなど、とれない。
30分ほど流すも、船長が痺れを切らし、第三海保に行こうと早々に場所移動。
私は、この流しでカサゴを1匹ゲットしたが、案の定、初心者には無理と判断したようだ。
この場所は、私には3回当たりがあり、凪であればそこそこ釣れると感じた。
船長もわかってはいたのだが、いかんせん、このうねりと風。
想像して欲しい。
船の上下動2メートル。その状態で、竿から出したオモリを常に底に着けなければ釣れない釣り。
9時過ぎに移動開始。本来ならば10分程度の場所移動にこの日は30分以上かかった。
それぐらいの激しい波。
場所に着くも、北風とうねりはますます強まり、私とあと一人を残し、3名は船酔いマックス。胃の中にはもう何も無いというほど嘔吐し、船内でマグロ状態。
また、40分ほどかけて最初のポイントに移動することに。

到着すると、もう時間は11時。
あと2時間ちょっとで、今日の釣りは終了。
「やばい」と思ったのは、私だけではなく、船長もしきりに私に話しかけてくる。

着いてみると、若干はあるが波と風は収まってきたように感じられる。
さあ、あと2時間で何匹釣れるかと心配するも、そこはカサゴ釣り、入れ食いになれば、ちゃんとおかずぐらいは釣れるのである。
ここから怒涛の入れ食いを私はするのだが、初心者の方々は、激しい波の上下動でオモリが底まで着いているのかいないのかがわからないので、納竿時間までには2~8匹と振るわない。でも、お土産はできたので、船長的には一安心といったところだろうか?
私?
昨日も書いたとおり、28匹。
中には28センチなんていう大物もゲット。
これも、海の濁りがあったせいだと確信する。

この日、凪であれば、私も40匹台は軽く釣れたことを思うと、とても残念!!

港までの帰りに、船長と話していたが、船長曰く、「底立ちさえ、ちゃんと取れれば、みんな大漁だったのにな~。これだから、カサゴつりは奥が深い・・・・・」と。

なんでもそうだけど、場数を踏まないとベテランの域には達せ無いのよね~。

というわけで、金沢八景のカサゴ釣り、本当に今は狙い目です。
いつまでこの濁りが続くかわかりませんが、この濁りがある間は、間違いなく釣れることと思います。

ちなみに、イシモチつりの船、船長たちの無線での話では、お昼までで船中2匹とか5匹とか???
「参ったな~、どうしよう?」とか「客が怒っている」とか、結構大変そうで下。
カサゴはあぶれ無しですよ!!

昨日行った相川丸の詳細、「つり丸」のホームページ(http://www.tsurimaru.com/)でご覧下さい。
船長の言うことをきちんと守れば、必ず釣らせてくれます。

明日は、この釣行で感じたことを書いてきたいと思っています。

写真は、昨日釣れたカサゴの一部。家で食べる分だけ持ち帰り、残りは皆さんにおすそ分けしてきました。
by tongchai0208 | 2009-01-04 10:21 | 釣行紀