日本海遠征
2009年 08月 22日
今年のお盆休みは、例年通りに京都の舞鶴へ。
まあ、行っても墓参りと酒盛りとなるのだが、今年も昨年と同様に乗り合い船に乗ってみた。
狙う魚種は、マダイにマアジ、そしてケンサキイカ。
出船時間13:30と言うことで、のんびりと用意をして、西舞鶴の伊佐津川河口右岸の船着場へ13時到着。
大阪、神戸、京都のナンバーの車がずらりと並んでいる。
みんな2時間以上かけて来ている。
この日は、8名の客が乗船。
くじ引きで座席を決め、私は運良く右側の最後尾を確保。
13:15には、全員揃ったということで、出船。
向かうは、若狭湾に浮かぶ天然記念物のオオミズナギドリの生息地、冠島へ。
約50分ほどで、冠島の東側水深70メートル地点に到着。
船は碇を入れて船を固定する。
関東地方と違い、完全に碇で固定してエンジンを切ってしまうのだ。
この日は上手く船首から船尾にかけて潮が流れていたが、いかんせん、流れが速すぎ!!
これが、最終的に仇となってしまう。
仕掛けは、下の図のような胴つき仕掛けと呼ばれるもの。全長が6メートルもあり、間に5本のハリが出ている。
こんな仕掛け
私が使った市販の仕掛け
この仕掛けの一番上にコマセ籠を付ける。そしてオキアミのコマセをたっぷり入れ、5本のハリにオキアミのエサを付け、80号のオモリで沈めて当たりを待つという釣り方。
関東地方ではあまりなじみの無い釣り方で、私も3年ほど前に始めて体験したときには面食らってしまった。
何しろ仕掛けが長いので、糸はこんがらかるし、ハリを指に刺すわで、仕掛けの上げ下ろしが厄介な釣りだ。
水深70メートルの海底までオモリを落とし、コマセを振って当たりを待つだけの釣り方。
しかし、この日は先程も書いたとおり、潮の流れが速く、船は碇で固定しているので、80号のオモリでも糸が100メートル以上出てしまい、まともな釣りができない状態。
しかし魚影が濃いのか、マダイやマアジが飽きないほどに釣れ続く。
19時ごろ、イカのポイントへ行くとのことで、碇を上げ、冠島の西側へ移動。
水深60メートルと言うことだが、やはり潮の流れが速く、全長18メートルもある以下の仕掛けが斜めになってしまい、非常に釣りづらい状況は変わらなかったが、飽きない程度にケンサキイカが釣れ、納竿時間の10時には15匹のイカが釣れた。
このケンサキイカ、地元ではシロイカと呼ばれ、刺身で食べると絶品である。
11時には港に戻ったが、京阪神のから来ている人は、底からまだ2時間以上も車を運転して帰るのだから、恐れ入る。
釣果は、最初のクーラーの写真の通り。
したの写真は釣れたケンサキイカ。
関東だったら、こんなにマダイが釣れたら大変なことだね。
したの写真は、釣れたアジを干物に・・・ 大きなアジでしょ? 美味かった。