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釣りおやじ

私の備忘録


by 釣りおやじ

イナダ釣り@東京湾

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カツオも南の海に旅立ち、さあ、何を釣りに行こうかと悩みに悩んだ。

アマダイも旨いし、マダイのシャブシャブも食いたいけど・・・・・・・
しかし、今までカツオ・メジマグロと物凄く引きが強く、入れ食いになる魚ばかり釣行していたので、その余韻かのんびりした釣りは、ちょっとね~と言った感じ。

悩んだ挙句、久里浜沖のマダイとイナダ両方を釣らせてくれる昔からのなじみの船宿へ行くことに決めた。
前日も、そこそこイナダもマダイも釣れているらしい。

ということで、27日の金曜日、強引に代休を取らせていただき、横須賀市大津の港より、7時に出船。
船長とのその日の最初の会話は、
「おぅ、久しぶりじゃんか?何しに来た??」
「エサ撒きに・・・」
「じゃ、乗せてあげるぜ!どうせ、釣れないんだから」
と、こんな具合。
毎回、私との会話はこんなもの。
当日は、北風で満潮がお昼。
と言うことは、午前中は東京湾の入り口から奥に向かって潮が流れる。
船の向きは、東京湾の奥に向かって舳先があるわけで、午前中は、船の前の方に釣り座を構えた方が良いということになる。
船長の話では、午前中イナダを狙い、午後からマダイに切り替えると言う。
この日は、イナダをメインと考えていたので、船の前の左側に陣取る。

船は大津漁港を出てから観音崎灯台を通り、久里浜の煙突のある場所を通り過ぎ、通称下浦沖というポイントで止まった。
海上は、ベタ凪で風も無く、日が差すとポカポカと暖かい絶好の釣り日和。

当日の道具は、3メートルのマダイ竿にサニービシ80号の天秤仕掛け。
ハリスは、船長は4号5mを使えと言っていたので、従った。

アミコマセにタップリとオキアミをミックスしたコマセを詰め、オキアミの餌を針に付けて、第一投。
水深40m前後。
コマセカゴが底に着いてから4メートル巻き上げ。コマセを一気に振り出し、3m上げたところで待った。
最初は、魚を寄せる気持ちで、6投目で持ち竿にしていた竿先がブルブルと振るえ、一気に海中へ。
イナダの当たりだ。
クニャクニャのマダイの竿だから、魚を掛けてからのやり取りがおもしろい。
なかなか持ち上がらない。
電動でガンガンと巻き上げ、上がってきたのは40cmほどのイナダ。
さあ、活気付いたのは船長。
マイクで船長室から、「コマセ撒け」だの「休むな」だのうるさいのなんの。
最後には、私の名前を連呼し、「カッコつけて巻くんじゃないぞ」とか「タバコを吸う暇あれば、釣りをしろ」だの・・・・
船中、お客は笑いっぱなし。
11時半にはイナダの食いも悪くなり、ここで久しぶりの休憩。
15匹釣り上げたところで、クーラーの写真を撮ったが、そのあとは何匹釣ったのか数え忘れ、この間にクーラーの中の魚を全部出して勘定してみると、イナダ32匹と大サバ4匹で、いつもカツオ釣りに使うクーラー満タン。
イナダの部では、船中トップでした。
ちなみに、スソは3匹とのこと。

やはり、場所だね!!

12時になり、船は久里浜の沖、水深80メートルへ移動し、マダイ釣りにチェンジ。
しかし、終了の2時半まで船中マダイはゼロ。
私にも生体反応はまったく無く、午前中の入れ食いがウソのよう。

ちなみにこんなに入れ食いだった、下浦沖のイナダ君、翌日の土曜日は水温が2度ほど上がり、イナダはトップで3匹でゼロの方多数とのこと。
私を散々罵声した船長の顔が思い浮かびます。
多分、マイクの出番は無かったんじゃないかな?

昨日、釣れたイナダを干物にしました。
この周辺の漁師が食べている”イナトバ”。
作り方は、このブログの2007年12月17~18日を見てね。
by tongchai0208 | 2009-11-29 10:19 | 釣行紀