相模湾生きイワシ餌のカサゴ釣り@茅ヶ崎港
2015年 06月 16日
職場の休みと言うことで、6月10日、今が最盛期のカサゴ釣りに茅ヶ崎港沖右衛門丸より出かけてみた。
出船前に船長と近況を聞いてみた。
要約すると、
・今は、イワシを釣って、それをエサに釣る。
・ハリスは40cmから45cm。
・最近はサバエサは使わず、生きイワシで大型が出ている。
・イワシは鼻の部分に下から上に針を刺す。
と、こんな情報を仕入れ、イワシを調達するためのサビキ仕掛けを1セット購入。
6時半過ぎ、私を含め7名の釣り客を乗せた船は、港前の鳥山を探し、まずは生きイワシ釣り。
タナ5~10mの指示で、生きエサ釣り開始。
しかし、コマセも無いので頼るのはサビキの操作のみ。
周りの人は次々に釣れ始めるが、5分ほど私には当たり無し。
当日の私の席は、右側のミヨシ。
焦るの何の。
イワシのサビキ釣り、時間との勝負のときは、侮れませんよ。
これじゃ、大型カサゴは無理かとあきらめていたところ、かすかな当たりが。
ようやく、掛かるコツを掴み、40分ほどで60匹ほどのイワシを確保。
イワシの大きさは、8cm~10cmと今が一番良いのではと思われる大きさ。
サビキで調達した生きイワシ。
二つの大きなバケツに泳がせ、一路、カサゴポイントへ移動。
船は烏帽子岩を通り過ぎ、江ノ島の裏磯付近に到着。
この場所は、大型が潜んでいるポイントで、過去良い思いをさせていただいている。
さて、ここから戦闘開始。
私は、大型も欲しいけど、今日は数で勝負と決め、下針にサバのエサ、上針にイワシの活餌を付けてみた(この日は終日、この付け方で通す)。
イワシのつけ方だが、鼻先に針を通すだけ。
まず第一投。
水深10m。
先日の低気圧の通過でウネリがあり、オモリを底に固定するのが難しい。
船長が、イワシのお客さんは、底から50cmほど上げた所で当たりを待つように指示を出した。
三投目で、サバエサに20cmほどのカサゴが私に掛かった。
10時頃までに15~28cm級のカサゴを8匹確保したが、ここまでで、イワシ餌に食いついたカサゴは3匹のみで、6匹はサバ餌だった。この時点での大きなカサゴは、サバ餌だった。
回りも、ボツボツ釣れてはいたが、皆、イワシ餌オンリーのようで、数は伸びていない。
江ノ島のポイントを流した後、葉山沖の名島周辺に場所を移動。
このあたりは、大きなメバルが釣れるポイントだ。
まだバケツには、多くのイワシがいたので、生きの良いイワシをドンドン取り替えながら水深20mを流していると、物凄い当たりで竿が締め込まれ、ポカッと浮いてきたのは、本日船中最大の大きさの黒メバルだった。
計ると、ジャスト30cm。
がっちりと、イワシ餌を頭から飲み込んでいた。
この後、ボツボツとカサゴを追加して、13時の時点で大小混ぜて26匹。
また江ノ島裏へ戻り、3匹追加してこの日は終了。
水深が浅いので、小さなカサゴは全てリリースして、お持ち帰りは20匹とさせていただいた。
終わってみれば、20匹でも船中トップ。
HPの釣果には。3~20匹と書いてありました。
江ノ島裏の岩礁地帯。ウネリが無ければ最高だったのだが・・・・
この日、思ったこと。
○ウネリが大きかったので、底立ちが難しいため、なかなか難しい日だった。
○江ノ島裏の磯周りは、ウネリと潮の速さで船の移動速度が速いため、根掛り続出。この辺が、釣果の明暗を分けていると思う。ちなみに、私はこの日の釣行でオモリ8個と仕掛け(胴付きの部分のみ)5セットを失いましたが、針は30本以上は代えていました。それだけ、根の荒い部分を攻めていたことになります。でないと、カサゴは釣れませんからね。
○イワシですが、15cmほどのカサゴもイワシに食いついてきます。この日、特に良かったのが、イワシに混じって釣れたサバの子供。8cmほどのサバですが、これが元気が良くて、針に刺してもイワシよりも長い時間、泳いでくれます。5匹ほどこのサバを確保しましたが、全てカサゴが食いついてくれました。お試しを。
○配られるサバ餌ですが、8cmほどあり、私は黒い部分(背の部分)を2cmほど切って使用していました。また、針は白い方から刺しますが、この部分も3mmほどカットしていました。そのまま付けると、どうしても丸みのある部分があるため、水中で回ってしまうようです。
○船長もアナウンスしていたけど、生きイワシ餌の場合、どうも合わせを入れた方が良いのかも?
サバ餌の場合は、当たりがあっても合わせずに竿を上げれば良いのだが、生きイワシは同じような動作をすると、かなりの確率で針に乗らない。イワシは上針なので、大きな当たりの場合は、上針の生きイワシの餌に食いついたと判断して、積極的に軽く合わせを入れるようにしてみた。
○生きイワシを使用するため、カサゴやメバル以外に、ハタやヒラメ、スズキ等大物の外道が食いつく確率が高いです。この日も、船中でヒラメが釣れていました。私も3回ほど明らかにカサゴやメバルと違った当たりがあり、2匹は根に潜られています。ハタかもね??
○バケツからイワシを掬う網は持参された方か?? 私は手持ちのザルを使っていました。
○この日の私の仕掛けは、幹糸4号、ハリス3号でオモリは25号を使っていました。
○サバ餌の茅ヶ崎カサゴ釣りに関しては、2014年5月27日のブログをご覧下さい。
今月一杯は、この生きイワシを使ったカサゴ釣りは出船すると思いますが、イワシの大きくならないうちに是非、行ってみて下さい。30cm級のカサゴを釣るのは今ですよ。
なお、久里浜方面のカサゴ釣りは絶好調で、数を釣るのであればこちらがお勧めです。参考までに、一昨日はトップ50匹。
当日の船長の一言
『予想外の大ウネリでも、バッチリ!!』
今日は予想外の大ウネリで思っていたより簡単ではなかったですが、魚はドッサリ居るのでポツポツやれました!!
メバルも殆どの方がGET出来たし、ヒラメちゃんも釣れました!!
明日も活きイワシパワーでカサゴ、メバル、ヒラメ、ハタをやっつける予定です!!