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釣りおやじ

私の備忘録


by 釣りおやじ

シロイカ@京都府舞鶴沖

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今回も長文です。お許しを!

盆休み、帰省で京都府舞鶴市へ。

用事も済んだ818日(土)、せっかくなので西舞鶴のせきおう丸に大アジと夜釣りのシロイカ(ケンサキイカ)を狙い出かける。

集合2時とのことだが、家から集合場所まで車で5分の距離なので、食料を買い込んで1時半前に船着場へ。

神戸、大阪、京都ナンバーの車が船の前にもう勢ぞろい。

1年ぶりに、船長、奥さんに挨拶し、よもやま話。

この船は、早く行こうが遅く行こうが、場所取り競争は無い。

くじ引きで、釣り座を決める。

私は、どこでも良いので(特にイカの場合は、胴の周辺が調子が良い)、期待もせずに割り箸のくじ棒を引くと、右舷前から3番目、後ろからも3番目の胴の間が当たった。

この日は総勢12名の客が乗り込み、満席。

荷物を積み込み、準備をして船室でテレビの高校野球を観戦。

日大三高の試合だった。

3時に出船。一路、冠島を目指す。

舞鶴湾を出ると、波は無いのだが、大きなウネリが。

釣りには問題ない。

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テレビを見ながら1時間ほどで、冠島と丹後半島の伊根の中間辺りにイカリを降ろす。

さあ、釣りタイム。

全長9mの胴突き仕掛の上にコマセ籠を付け、オキアミコマセを入れ、5本の針にオキアミを付け、指示のあった80号の錘から投入。

水深50mほどの海底に錘が着いたら、コマセを出して1メートルほど巻いて当たりを待つ。

潮が早い。

糸が船の下に潜り込む。

後ろで当たったという声と同時に、私にも1投目から当たり。

上げてみると、30㎝ほどのイサキが2匹。

その後、イサキ入れ食いで、他の人には30センチほどのマダイやレンコダイが釣れる。

20分ほど で1ラウンドは終了。

私はイサキを13匹キープ。

その後、場所を変えるも大アジの当たり無し。

昨日までは50cm級のアジが良く釣れていたそうだ。

あまりにも当たりが無いので、胴突き仕掛の錘の部分の幹糸を短くし、根魚でも釣れれば?とオキアミを付けて再投入。

錘が底を叩くぐらいに調整し当たりを待つ。

すると、直ぐに当たりがあり、25cmほどのカサゴが一番下の針に食いついてきた。

アマダイやキジハタも釣れて欲しかったが、同じサイズのカサゴを2匹追加。

船中では、誰一人大アジは掛からず。

最後に移動した場所は潮の流れが緩く、水深80メートル。

30分ほど魚釣りをしたが、当たり無し。

1830、船長から「今日はこの場所でイカ釣りしましょう。タナは海面から30メートル以上は落とさないように。30メートルより上を狙うように。」とのアナウンスが。

周りを見ると、1名だけ胴突き仕掛を仕舞い始め、イカ釣りにチェンジするようだ。

私も魚釣りには見切りをつけ、イカ仕掛に変える。

船上の灯りが灯り始め、1845分にイカ釣り開始。

30メートルで止めて、ゆっくりと電動で巻いてくる。

そして海面まで仕掛が来たら、再度、30mまで落として・・・・、の繰り返し。

すると釣り始めて5分もしないで、竿先に当たりが。

周りはまだ明るいし、まだ早すぎるんじゃないかを半信半疑で仕掛を上げてくると、一番上の角と3番目の角に胴長25cmほどの立派なシロイカが付いていた。

これを見た、周りのお客さん、一斉にイカ仕掛に変更を始める。

どうもイカは上の方に居るようだ。

釣れた後、20m落として上げてくると、次に15メートルで当たった。

次に15メートル落として、13mで当たる。

まだ明るいうちから浅いタナで食いだしたので、効率が良い。

暗くなって、一度2メートルほどのサメが船の周りをうろつき始めたときは、ばったりと食わない時間もあったが、終了の23時までは、コンスタントに釣れ続けた。

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おかげさまで、終了時には38杯のシロイカを釣り上げた。

ちなみに、トップは50杯とのこと。

船中2位だった。





この日思ったこと


・この日の私の道具は、真鯛用ワンピースロッド2.8mと電動リール(シマノ フォースマスター1000に道糸PE4号。これでアジもイカも使用。
・アジ釣りの仕掛けは、写真の同付き仕掛け。錘は80号。しかし、全長が9m近くもある仕掛けを扱うのは、普段、天秤仕掛けを使っている私には、勝手が違い、何回挑戦しても慣れない。天秤仕掛けで魚のいるタナを直撃した方が、効率が良いと思うのだが。しかし、アンカーを打っての釣りなので、潮の流れがきついときは、指示ダナを示されても難しくなるかも?

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当地では、真鯛もブリもメダイもほぼ胴付き仕掛けを使う船が多い。幹糸から出た枝素も1mと長い。私は経験はないが、ブリ級の回遊魚が胴付き仕掛けに2匹・3匹と掛かったらどうなるんだろう。船中オマツリ騒ぎ? 考えただけでもゾッとする。
やっぱり、天秤仕掛けがシンプルで楽しいと思う。
・この日は大アジは釣れなかったが、その後のHPを見ていると、良く釣れている。私が行ったから釣れなかったのか? アジ、食べたかったな~。
・シロイカ釣りだが、竿、リールはそのまま使用。錘は80号。仕掛けだが、イカ角は布巻スッテの2.5号サイズ。
角の配置は、上から定番の赤白、緑白、ヤリイカ用魚型プラ角ピンク(後ほど理由を)、赤白、白緑の5本仕掛け。角と角との間隔は、3m。これは絶対に守って欲しい。これでも全長15mの長い仕掛けになる。関東ではほぼ10mあるかないかの仕掛けだが、こちらは長い。今回も角を8本、10本と付けている方が何人もいたが、その仕掛けの全長は30m超え?????
私のようなへたくそは、5本もあれば十分。それでも長いと感じているんだから。
数を付ければ、その分だけ多く釣れるとは思えないし、トップの方も角5本でした。ご参考までに。
・上記で、ヤリイカ用の11cmのプラ角を付けたのには、訳が。
実は、釣行前に市内の釣具店に立ち寄り、胴突き仕掛を購入したのだが、シロイカ道具の売り場で、豊後スッテの横に魚型の平べったいヤリイカ用のプラズのが3色だけ陳列してあった。駿河湾セノウミのヤリイカで使用するあの魚型の角。店員に聞くと、最近良くこの角にも掛かるんですよ、と。
というわけで、手持ちのピンクのプラ角を真ん中に付けてみたのだ。案の定、大き目のシロイカが良く乗ったのでご参考までに。
・全長が長いので、竿掛け横に角マットを使用。イカの投入機を使っている人はいない。30m投げるのは、大変でしょう? 角マットも慣れてくると意外と使い勝手が良いです。是非ご用意を。
・さて、釣り方だが、関東のマルイカの釣り方とはちょっと違う。指示ダナまで仕掛を降ろし、竿掛けに竿を掛けたら、電動リールの一番遅い速度で海面まで上げてくる。ただこれだけ。とても簡単なのだが、これも奥が深い。巻き上げスピードは蟻の歩く速さ? 私はフォースマスターを使っているが、このリールの一番遅い速度がぴったりはまる。だから、このリールを買ったのかも???
竿もマダイ竿のように柔らかい竿が適している。船の揺れで仕掛が動いたり止まったりを繰り返すので、これがイカには魅力的なのかも?
・当日は、ほぼ海面から13m落としてそこから巻き上げたのが、一番乗った。多少食いが悪くんったら、13m付近で手持ちで竿を揺らしたりしてイカにアピールさせ、止めたりしゃくった後に当たりが出ることが多かった。食いの悪い時は、是非お試しを。

シロイカ、地元舞鶴でも魚屋さんでは、胴長が牛乳瓶ほどの大きさでも、1800円の値段がついている高級イカ。30cmを越せば、優に2,000円の値がついていたのには驚き。この日は、大小交えて38杯だったので、ざっと計算しても十分元は取れた計算になる。

美味しいイカです。ぜひ、行かれてみてください。

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by tongchai0208 | 2018-08-24 09:32 | 釣行紀