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釣りおやじ

私の備忘録


by 釣りおやじ

カサゴ釣り初心者の方へ

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今日は、3日に行った金沢八景のカサゴ釣りで思ったことを書いてみたい。

当日は、初心者の方が4名乗船されたが、下船時、どうしてこんなに釣れるのかという質問が何人からかあった。
極論から言えば、何回も場数を踏んで慣れることなんだろうが、その前に、少々、覚えて欲しいことがあるので、紹介してみよう。

まず、竿とリール。
最初の頃は、カワハギ釣りの竿とリールで十分だ。
そして、一番のポイントは、仕掛けである。
2008年1月9日のこのブログに、詳細が書いてあるので、一読して欲しい。
当日、一組の客は、船宿の仕掛けを使われて、まあ、そこそこ釣れていたが、もう一組の客は、市販の「根魚五目仕掛け」という市販の仕掛けを使っていた。
船頭が、「その仕掛けじゃ釣れないから、この仕掛け(船宿の)を使ってみたら?」としきりにアドバイスするのだが、客は頑固にも自分たちの持参した仕掛けを使っていたが、入れ食いタイムでも、まったく掛からず、痺れを切らした船頭が、「今釣れているから、この仕掛けを使いなさい。仕掛けはサービスするから・・・」と、半ば強制的に変えさせ、その後、見事に8匹を釣り上げた。
船長の言うことは聞くもんだ。その道のプロの助言なんだから・・・・

そして、必ず、オモリを底に着けておくこと。
この釣り、魚が海底にへばり付いているのだから、オモリは常に底に付いていなければ、まず釣れない。
初心者の方は、まず、オモリが底に着いたかどうかを必ず確認すること。
これを底立ちと言う。
しかし、そのままオモリを置いていては、船もゆっくり動いているわけで、そのままほっておけば、オモリは岩の間に引っかかり、俗に言う「根掛かり」になってしまう。
では、根掛かりをしないで釣る方法とは??
これは、もうここで説明なんかできるわけも無く、実践で覚えるしかないのだが、とにかく、オモリを引きずらないこと。
オモリは底まで着いたら、リールを巻き、竿先に多少の負荷をかけ(竿先がオモリの重さで、ちょっと曲がるぐらい)、5~10秒ほど(このタイミングは、その日によって違いますが・・・)したら、竿を1mほどゆっくりと上げ(ここで、ほとんど当たりが出る)、また底まで降ろす。これの繰り返し。
単純な釣り方だが、これがカサゴ釣りの基本動作である。

初心者の方が、波やうねりのある日、船が上下に2mも動いている場合、オモリを常時、底に着けておくことは難しいと思われるが、コツさえわかれば簡単なことである。
その方法とは、オモリを底に着けた状態で、竿先を波の上下動に合わせて、常時、糸を張ればいいのである。わかりづらいかもしれないが、もうこれは実践で経験するしかないと思う。
今回の初心者の方はほとんどの方が、波の動きに対して、常に竿先は一定で、海の底では、オモリが底をトントンと波の動きと同様に動いている状態であった。
これじゃ、カサゴは釣れません!!
2008年1月のブログを読み返して下さい。

そして最後に、船長の言うことをよく聞いて、それに従うこと!
少々釣りをされている方は、意外と自我流が頭の中にあるので、なかなか人からの助言は聞こうとしないもの。
今回も、市販の仕掛けを使われていた方は、出船時、盛んにマダイ釣りだのカワハギ釣りだの自慢話をされていた方で、船長も、こりゃう上手な方かと最初は思ったそうだ。
でも、結果、船長の助言を聞いて釣れた訳だ。
私も、最初の頃は、何でも船長に聞いて教わった。常連の方も、最初は船長から教えてもらって、今日があるわけで・・・

まあ、まだ書き足りないことは山のようにありますが、これだけはと思うものを書いてみました。
by tongchai0208 | 2009-01-05 18:38 | 釣り関連